食欲の秋

今森光彦さんの写真展「里山」の図録です。この写真展、今森さんご自身によるギャラリートークがあるとのことだったので、必ず行こうと思っていました。お話は20分あまりでしたが、会場内を順々にまわれ、その中の数点の解説と、琵琶湖の自然を写真に撮られるようになったきっかけや、お仕事に対しての思いの数々です。
会場に着いたのがギャラリートークの始まる時間の間際だったので、ほとんど展示されている写真は見られていませんでしたが、もう一つ行く予定のところがあったので、一旦会場を出てから再入場しました。戻ってきたのは、ちょうど午後からのギャラリートークの時間でした。
お話を聴かれている集団の間をすりぬけ写真を眺めていると、綺麗な風景だと思って見ていたはずの棚田から、炊き立てのご飯を連想したり、清流を泳ぐ魚が"美味しそう"に見えてきます。環境保護と言うと、ヨシの原やホタルを守ろうとなるが、守るべきは旧来の生活を続け、漁を生業とされている方で、その日々されていることが、大切なことのように言われます。そして食を大切に思う気持ちが、一番その環境を守ることにつながると話されていたことがうなずけます。
ビワマスが今森さんのお好きな魚なのだそうです。残念ながら、市場にはほとんど出回ることはなく、漁場の近くの店頭に数匹も並べば、近くの方が早くに買ってしまわれるのだとか。私たちが口にすることができるとすれば、その近辺の料理屋さんに行くしかないようです。久しぶりに湖北に行きたいなと、ずっと思っていましたが、その目的が景色ではなく、美味しいビワマス料理を探す旅になりそうです。(^^















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