「ニッポンの手仕事」
カヤ葺き、古民家からウルシとり、つづら作りまで
――モノづくりの原点がここにある
写真と文:井上雅義(日経BP社)
10月に、移築された旧谷崎潤一郎邸を見学させていただいたあと、何か古民家の移築や保存について書かれた本がないか探したときに見つけました。同社から発行の雑誌に連載されていたものを加筆、修正してまとめられたものだそうです。19の内容に分かれていて、それぞれ簡潔にわかりやすく、それでいて今の生活について考えさせられることや、かなり"目からウロコ"なことも書かれています。
ネットで読ませてもらっている新聞に掲載のコラムが、今週は「茶道が守る里山」というタイトルです。内容を見て、私もうれしくなりました。その本の第二話「備長炭」の中にも「森林から木を切り出し、窯で焼くと木炭ができる。一見森林破壊と思える炭焼きが、森の循環再生を助けている」と書かれてましたから。
もう、ぼんやりとしか覚えてないくらい小さかった頃、家でも日常に炭火を使ってました。祖父が職人で、仕事に使っていたこともありますが、練炭火鉢の火を点けるのにガス火で火を起こした炭を上にのせて使っていたと思います。七輪を通り庭に置いて、何かの煮炊きや焼き物にもたまに使うことがありました。
今でもマンションのベランダで、七輪を使って炭火でサンマなんかを焼くと言っている人がいました。それで、フッと思ったことには、確か、その昔は練炭の灰を専門に回収にきてくれる人があったと思います。今でも、それも量が少なければ、どうとでもなるのでしょうけど。
少し前に練炭を使った恐い事件がありましたが、今でも簡単に手に入るものなのですね。(^^;
七輪のある生活、ちょっと憧れます。
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