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October 19, 2011

「時間を超えた各国からの音楽大使」

 タイトルはPAC(兵庫芸術文化センター管弦楽団)の定期演奏会プログラムの「3分でわかる今回の聴きどころ ―ロシアと旧ソ連を代表する2人の作曲家が、壮大な音楽世界へ誘う」より拝借いたしました。
 今月の指揮者のシュテファン・ザンデルリンク 氏はサイトに掲載のお写真から受ける印象より恰幅のよい方で、一瞬、七福神の布袋さんを連想してしまいました。
 ピアノのアレクサンダー・コブリン氏は知的なイケメンソリストですか。途中、厚手のタオルハンカチを出され、拭うというのではなく、ゴシゴシと顔の汗をふかれたのが妙に新鮮です。^^

 演奏曲はチャイコフスキーのピアノ協奏曲 第1番 変ロ短調op.23とショスタコーヴィチの交響曲 第15番イ長調op.141で、すごく極端な曲の組み合わせでしたね。これから何かを頑張らないといけないときにチャイコンは聴くことがあります。景気づけですね(笑)。
  それで、今回のチャイコンですが、用意ドンでピアノが走り出したあとを、オーケストラが追っかけてるという感じで、壮大というより一気に駆け抜けたような、何とはなしにせわしなく感じました。^^;
 ショスタコーヴィチの15番は、初めて聴いたのですが、1楽章はともかく、後半は気持ちを沈めたいとき、本を読んだりするときに聴くのもいいかなと思いました。変わった構成の曲なのに、まとまりのある世界を見せてもらったような。チャイコンのときには大きなイビキが聞こえていました。それが、曲が静かになればなるほど客席が指揮者さんに集中していったように思います。 
 あと、チェロのゲスト・トップ・プレイヤーの方が、とても存在感のある音色でした。ソロで弾かれた瞬間、お隣の方がカバンからプログラムを取り出して見られたくらい(笑)。10月の室内楽シリーズにも特別ゲストとして出演されてますね。
 今回のプログラムに神戸新聞の方のコラムが掲載されていて、その中に「楽団員が次々と入れ替わる制度は珍しく賛否両論あるのも事実」と書かれています。それは、そうかもしれませんが、それプラス世界中の楽団の方がゲストとして演奏に参加されることで、毎回、とても新鮮な気持ちで聴くことができます。そして、このホールでの演奏会が私達にとっても世界との接点となっていることは確かです。^^

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