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June 21, 2011

「夏の朝の夢」

 取り込む家から足が遠のくように、震災後、日本を訪れる外国人は半減した。音楽界でも来日の中止や延期が相次ぐ中、きのう2組が公演日程を終えた。喝采は、「約束」を果たしたことへの感謝で増幅された

 これは昨日の朝日新聞の天声人語ですが、日曜の演奏会も、その通りだったかな…と。

第44回定期演奏会
マーラー : 交響曲第3番 ニ短調(曲目解説
指揮・芸術監督/佐渡 裕
メゾ・ソプラノ/ミシェル・デ・ヤング
共演/マーラー・チェンバー・オーケストラ
女声合唱/オープニング記念第9合唱団
児童合唱/大阪すみよし少年少女合唱団
管弦楽/兵庫芸術文化センター管弦楽団

 本当に長い曲でした。うちにある小澤征爾指揮ボストン響のCDは97分11秒です。プログラムには1時間30分を超え、ギネスに「世界でもっとも長大な交響曲」として掲載されていたと書かれています。これを休憩なしで演奏されたのですから。^^;
 何というか、1楽章は、風に飛ばされた楽譜を拾い集めた順番に演奏している?(変な感想でゴメンナサイ)その散らばったものを、美しいヴァイオリンのソロが銀の針と糸のようにスイスイと縫い合わせてつないだという印象でした。
 マーラーの交響曲は本当に複雑な構造で…と京都コンサートホールの杮落としのコンサートで8番を指揮された井上道義氏がインタビューで話されていたことを思い出しました。合唱があるからか、この曲が8番のサンプルのように、何となく思えたのもそのせいかもしれません。
 6楽章は5番のアダージェットを思わせなくもない美しい曲ですが。そのフィナーレに近づくにつれて、指揮者の横に座られているソリストのミシェルさんの表情が、素晴らしく晴れやかで満足気に見えました。プレトークのときに佐渡さんが、外国人アーティストが来日を見合わせておられるなか、よく来てくださったとおっしゃってました。プログラムは1年前には決まっていたものですが、そのときには日本でこんな大変なことが起きるなんて想像もつかないことだったでしょうから。
 今回、ポストホルンとか珍しい楽器のソロがあったりしましたが、1階でも、かなり後ろの席でしたから、あまり見えませんでした(近眼の度が進んだ?)。次のシーズンは逆にかなり前の端っこです。予想どおり申し込みの電話が全然つながらなくて良い席が残ってませんでした(悲)。^^;

 この日、西宮北口の駅前にビッグイシューの販売員さんがおられました。いつも来られていたそうなのですが、気がつかなかったようです。今月の表紙とスペシャルインタビューはダニエル・ラドクリフ君で、特集は「原発よ さようなら ~市民がつくる賢い電力網~」です。^^

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