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April 11, 2011

「Power of Sound 」

 満開の桜です。どこで降りようかと迷うほど、昨日の阪急沿線は、どこも満開の桜で本当に綺麗でした。週末の三日間に夜桜の通り抜けをされていたとのことなので、桜の並木もあるようですし、花よりパンダ(笑)。今年は、王子公園で降りて、動物園に行くことにしました。
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 考えることは、みんないっしょ?園の前まで来て、びっくりです!チケットを買う列が表の通りまで続いています(50㍍以上?)。これでは中に入っても、ゆっくり楽しむこともできないでしょうし、あっさり断念です。(^^;

 せっかく時間があるので、近くをブラブラ歩くことにしました。前回来たときに工事中だったJRの灘駅も、立派な駅舎になっています。中を見学…とエスカレーターで上がってみると。

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 旧駅舎をご存知の方なら、あーっ!と思われるでしょうね。(^^

 午後からは兵庫芸術文化センター管弦楽団(PAC)の定期演奏会です。演奏曲は、ブラームス:ヴァイオリンとチェロのための協奏曲イ短調op. 102とフランク: 交響曲 ニ短調。指揮・芸術監督/佐渡 裕 、ヴァイオリン/岩谷 祐之、チェロ/西谷 牧人。

 ホールに着くとホワイエにあふれる人です。入り口には募金箱を持たれた佐渡監督と楽団員さんが。特設のステージではプレコンサートが始まっています。
 被災地からスタートした劇場から東日本へ何ができるのかという監督のお話に続いて、G線上のアリアの演奏と黙祷で始まった演奏会でした。
 ともにPACの楽団員としてすごされたソリストのお二人です。前半は解説にあるように「呼吸のあったソリストでなければその真価が発揮できない」という曲です。
 アンコール曲も、チェロの独奏から始まり、無伴奏チェロの第1番?と思ったら(お隣の席の方もバッハや!と言われました)、ヴァイオリンで旋律を弾きはじめられました。このメロディは…サン=サーンス「白鳥」です(帰りに曲名の書かれたホワイトボードを見ると「ザ・スワン」となってました)。本当に阿吽の呼吸とでも言ったらよいでしょうか。

 後半のフランクの交響曲も美しい旋律の曲ですが、フィナーレはかなり盛り上がりを見せます。いつもにも増して力強く感じた拍手のあとのアンコール曲は、雰囲気を変えてカルメンの間奏曲です。震災後、大きな余震が起きていることが連日伝えられ、気持ちのうえでも落ち着かない日々です。フルートの優しい音色に、ホッとするような。
 神戸の街で被災し、復興までを見守ってこられた方も会場にはたくさんおられることでしょう。震災の直後には、生まれ変わった今の街を、想像することもできなかったと思います。佐渡監督が言われるように、音楽ではお腹はふくれないかもしれません。でも今シーズンのプログラムの裏表紙に書かれるようになった「Power of Sound 」…を信じたいです。

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