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November 12, 2010

「ロシアン・ナイト」

 今日、駅前の映画館のスケジュールを見ると、それまで気がつかなかった作品の名前が並んでいます。11月6日の昼間と今日の夜の2回だけの上映で、前売り券の取り扱いもなかったからのようです。

《シネ響 マエストロ6
サイモン・ラトル ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団」》

 2009年のガラコンサートの収録です。字幕は曲名だけなので、日本語の字幕はなしです。あらためて管弦楽はベルリン・フィル、指揮サイモン・ラトル、コンサートマスターは樫本大進(ビオラのトップも日本人女性ですね)。

 大きなスクリーンに良い音のスピーカーですからテレビで観るのとは違うでしょうけど、映画でコンサートってどうなんだろう…と思ってました。でも、また違った楽しみ方ができますね。ただし音は期待しすぎたかもしれません。(^^;

 前半の演奏曲はラフマニノフの「ピアノ協奏曲第2番 」で、ソリストは「のだめ」のピアノ演奏でおなじみのラン・ランです。
 このコンチェルトは、一度王子様のようなソリストの演奏で聴きたいなと思ってましたから、ちょっとぽっちゃり目の王子様ですが、夢はかないました。それにしてもすごい指の動きです。超高速!
 アンコール曲は雰囲気を変えてショパンのエチュードOp.25№1です。

 後半はチャイコフスキーの「くるみ割り人形」で、第2幕より「お菓子の国の魔法の城」「クララと王子の登場」「登場人物たちの踊り」スペインの踊り」「アラビアの踊り」「中国の踊り」「ロシアの踊り」「葦笛の踊り」「ジゴーニュ小母さんと道化たち」「花のワルツ 」「金平糖の精と王子のパ・ド・ドゥ」「タランテラ」「ドラジェの精の踊り 」「 コーダ」「終幕のワルツとアポテオーズ」だったと思います。そしてアンコール曲は第1幕より「雪片のワルツ」でした。
 映画「ファンタジア」に使われている曲は、よく演奏されますが、それ以外は聴く機会があまりなかったので、すっかり曲のイメージが変わりました。
 この先、ベルリンフィルの演奏をS席で聴きに行くなんてことは、まずないでしょうし(笑)、それでなくても客席からは絶対見ることのできないパーカッション奏者の手元の動きなんかも丁寧に追ってあって面白かったです。ラフマニノフのシンバルの微妙な音色の部分なんか特に。
 最後に、思い思いの白い衣装を着た少年合唱団の登場というサプライズも待っています。

 映画だと思うと、料金は高いかもしれません。予約の入っている席は一つだけでした。そんなことで、ほぼ一人占めのような贅沢をして観ることができましたから、それも仕方ないかなと。
 2作目以降は、今のところ上映予定はないようですが、機会があれば観にいきたいですね。

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