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November 04, 2010

「待ち受ける先を歴史の先駆者たちは知らない」

 今年も1日に駅ビルのツリーが点灯されました。年によって11月でも暖かいと、ツリーやイルミネーションが似合わなく思うときがありますが、昨日はライトダウンのジャケットを着ている人を見かけるくらい肌寒かったです。
 そしてツリーも省エネモードでライトダウンでしょうか(笑)。大階段の側のイルミネーションも点いてなかったので間近にいても薄暗く感じました。
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 昨日は、お買い物のついでに、映画「桜田門外の変」を観てきました。白戸家のお父さん役とは打って変わって、水戸藩主徳川斉昭役の北大路欣也さんが、凛々しくて素敵です。「水戸烈士」の方々も、武士らしい所作に緊張感が伝わってきました。
 直弼襲撃の現場指揮者、関鉄之介役の大沢たかおさん達、イケメン俳優さんは時代劇を演じられるには、やや足が長すぎるような(笑)。

 このお話、公式サイト内で、大沢たかおさんは、「無名の人でも国を思い、国のために何かをしようと動き出せる。そこに勇気を感じました」といわれています。どちらかといえば時代劇というより社会派映画という感じですか。
 難しそうな内容という先入観がありましたが、歴史には詳しくなくとも、セリフを聞いている中で自然に流れが理解できるようになっていました。
 雪の降りしきる江戸城の桜田門外周辺をはじめ、濠沿いに並ぶ彦根藩・安芸広島藩・杵築藩・米沢藩の大名屋敷などもオープンセットだそうですが、とても美しいです。
 ちょっと残念なのは、関の妻子と囲っていた女性の登場する場面が、もう少しだけシリアスだったら…。大沢たかおさんの「我らは、井伊一人の命を奪うのに、いったい何人の命を犠牲にしたことか」という決めゼリフに、もっとグッときたのですけどね。(^^;
 ちょっと長いですが、原作の「桜田門外の変」吉村昭著(新潮社)も読んでみたいです。

 エンドロールに「水戸」の協賛企業の名前がズラッと並びます。水戸藩開藩四百年記念ということで、「『桜田門外ノ変』映画化支援の会」の皆様方なのですね。 
 彦根市のサイトを見ると、《幕末期、開国に対する考えの違いから、「桜田門外の変」が起こった。彦根と水戸との間に横たわった「歴史」が、明治維新以来100年を経過した昭和43年、これを一つの契機とし、友好の輪を結ぼうという気運が高まり、敦賀市の仲介により親善都市提携を行った。》とあります。それでも、無念を晴らそうという思いは、どちらにもあるでしょうね。(^^;
 活字でしたか見たことのなかったできごとが、まぎれもない事実で、そういった歴史の積み重ねの上に今の現実があるのですね。

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