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October 05, 2010

「金木犀の香りがあなたに届きますように」

 昨日、放送されていた《世にも奇妙な物語~20周年スペシャル~人気作家競演編》の中のお話です。

 舞台は1967年、グループサウンズの全盛期。堀北真希さん演じるヒロインは、テレビに映るタイガースのサリーに夢中です。そして彼女は、そのサリーに似た風貌の青年に恋をします。
 その青年が古本屋に入る姿を追って、彼が手に取った本を開けて見ると中には1枚の栞が。
 彼に話しかけたつもりで、その栞に短い手紙を添えたことから、不思議な手紙のやりとりが始まります。
 手紙の主が現実の彼ではなく、勘違いだということが分かったときには、思いも寄らない悲しい別れが待っていました。その本の著者でもあった彼は、栞に書かれた短い手紙の束を携え、「神風特攻隊」として戦地へ赴きます。

 タイガースのサリーこと岸部一徳さんが、古本屋の主人として登場されていることがおかしく感じるのは、何歳以上なのでしょうね。こんなアナログな恋心がわかるのも(笑)。
 原作は、朱川湊人著「栞の恋」(新潮社「かたみ歌」所収)です。朱川さんのお名前は、このドラマで初めて知りました。Wikipediaによると昭和30年代から40年代の下町を舞台とした「ノスタルジックホラー」を書かれているそうです。ホラー小説といっても、そんなゾッとするようなお話ではありませんでした。原作も短編集のようですね。これは、是非、読んでみようと思います。(^^

追記:原作を読みました。「この香りがあなたに届きますよう」という、金木犀のくだりはテレビの脚本で付け加えられたもののようですね。今の季節に合わせてのことでしょうか。

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Comments

“タイガース”子供の頃でしたが覚えています。一徳さんを見たときには、あのタイガースの人?って少し不思議に思いました(笑)初めから役者さんをしていたような、そんな芝居が出来る人ですね。たくさん勉強されたのでしょうか。

Posted by: kokoni | October 07, 2010 10:15

年の離れた姉がいるので、茶の間の話題になっていました。「鴨沂(高校)のジュリー」とか、こちらでは身近な存在だったみたいです。タイガースは京都発のバンドでしたから。

>初めから役者さんをしていたような

どんな役をされていても、自然体ですね。サリーのファンだったお姉さま方は、今の一徳さんのとぼけたオジサンキャラ(ケンミンの焼きビーフンのCMはそちらでも流れていますか?)を、どんな気持ちでご覧になっているのでしょう(笑)。

Posted by: winter-cosmos | October 07, 2010 19:23

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