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October 30, 2010

「愛と胃袋」

 こちらは雨風が強まることもなく台風は通り過ぎ、いつのまにか晴れていました。それでも、今日は"台風だから家にいる"と決めていたので、出かけずに手の空いた時間は、たまる一方のテレビの録画を観ていました。

 BSハイビジョンの「プレミアム8<文化・芸術>“愛と胃袋”」―直木賞作家の女性4人が、それぞれヨーロッパの地方を旅して、伝統的な料理を味わい、その体験をもとに小説を執筆し、番組内でドラマ化されるというものです。 イタリア・井上荒野のピエモンテ、フランス・森絵都のブルターニュ、スペイン・角田光代のバスクと続き、今日は、4話目のポルトガル・江國香織のアレンテージョを観ました。

 友達が江國さんのエッセイのファンで、かなり前に何か読んだと思うのですが、それっきりでしたから、今回のドラマは意外な内容でした。えっ、こんなの書かれるんだ…と。
 11月3日に4話を一度に放送されますので、よろしければご覧ください。代表作で書かれているテーマだったようですね。(^^;

 旅でのさまざまな出会いのあと、「江國家の食卓」ということで、食にまつわる思い出を話されました。
 気難しい文筆家のお父様のお口にあうように、お母様がいろいろ苦労されたようです。でも、決してグルメというわけではなく、一番いい状態で食べたいだけなんだというふうに理解されていたとか。
 これは私も初めて聞きましたが、すき焼きに人参を千切りにして入れると美味しいのだそうです。それで、早速、試してみました。野菜は何でも好きなので、たくさん入れすぎて水っぽくなったようですが、美味しかったです。牛肉は切り落とししかなかったのでスキ焼風煮という感じでした(笑)。

 子どもの頃のすき焼は、ゴチソウというより、今、思えば骨休めだったのではなかったかと思います。何か、特別な日ということもなかったですし、一番、作る手間の要らないメニューでしたから。
 カセットコンロが発売されるまでは座敷に木の台を置いて、祖父が仕事に使っていた七輪で炊いたことが懐かしいです。味よりも、その炭火のにおいを覚えています。
 まず、牛脂を溶かした鉄鍋で牛肉を焼いて、上白糖と薄口醤油で味付けをしてから、野菜や他の材料を入れます。牛肉と焼き豆腐、麩、糸こんにゃく、九条ネギ以外のものを入れることはなかったです。祖父がいたら、トマトのすき焼なんて絶対ありえなかったでしょうね(でも美味しい)。(^^; 

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