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September 21, 2010

「その出会いから生まれた新たな美」

 昨日のお昼ご飯は、京都文化博物館から近いのでIEMON SALONに行きました。フリマをのんびり見てしまい、映画の上映時間がせまっていましたから、ランチの丼ものであわただしく済ませました。
 そう、急いでいたのですが、お席が順番待ちで20~30分かかるとのことでした。このお店のいいところは2階のギャラリーの展示がいつでも観られることです。
 今は展示替えをされたばかりで「千總と京の日本画家 ~友禅と絵画の出会い~」(千總HP>千總の世界>千總ギャラリー)です。明治期の型友禅のお軸の数々と日本画家岸竹堂の一双の大きな屏風で「梅図屏風」、それと、今ではあまり見られないシックな色合いの振袖が観られます。

20100914_588549_t 当時の日本画家は明治政府の神仏分離令による廃仏毀釈と東京遷都により宮家や門跡家筋のパトロンを失い窮地に陥いっていました。
 殖産興業の著しい、産業が活気付く中で、時代から取り残された友禅染を、そんな名の通った日本画家たちに図案を手がけてもらうことで新風を吹き込んだのだとか。
 チラシに使われた友禅軸の図案は岸竹堂が下絵を描いたもので、鯉が滝を登って龍になるという故事に、当時、革新的に生まれ変わった友禅染の姿をなぞらえたのだそうです。
 大変な時代は繰り返されてきたのだと改めて思いますね。(^^;

 店内の空いたスペースや、表のウッドデッキで待たれている方が何人もおられました。受付の店員さんが誘導してギャラリーの存在をアピールされてもいいのに…と思ったりなんかして(笑)。

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