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August 17, 2010

真夏の昼間の夢?

 始まりは、6月の初めに「広島に原爆を落とす日」の先行予約の案内のメールがe+からきたことからでした。会場のBunkamuraには一度行ってみたかったので、それならサントリーホールにも…と、前後の日程を調べました。16日の小林研一郎指揮で読響の演奏会とならお盆休み中ですし、時間的にも二泊三日すれば行けます。
 それが、両方のチケットの予約を済ませた頃、「広島に原爆を落とす日」の大阪公演の案内が届きました。でも森ノ宮ピロティホールなら、わざわざ行かなかったでしょうし、結果的にはそれが良かったのですが。

 こんな形で悲劇を描けるなんて、本当にすごいことだと思えました。休憩なしの1時間50分、口に出して言わないことを美徳とするなら、それを真っ向から否定するような、ノンストップで毒のある言葉の応酬に光と音の洪水です。
 あれこれ説明的に書きたくないですね。これは劇場に足を運んで、どっぷり浸って鑑賞していただきたいです。

 昨日の「読売日響サマー・フェスティバル」も素晴らしかったです。最後の新世界の4楽章では、会場内の誰もが息をするのも忘れて聴き入っていたのではないかと思いました。
 演奏後、感極まったかのように小林氏が話し出されました。「未完成」「運命」「新世界から」は言うまでもなく本当に名曲なのですが、観客の聴きたいという意思を演奏者が感じ取って成立したのだと(という意味だったと思います)。
 いくら名曲でも、目頭が熱くなるような演奏に出会えることは、早々ないと思います。
 まだ少し夢心地です。

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