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June 24, 2010

「資本主義はけしからん、とんでもない」?

 今日の朝日の夕刊、文化面に面白い記事が載っていました。
《マルクス名言に「一歩一歩」 大学玄関に新たなメッセージ》
 ドイツのフンボルト大学の正面玄関に金文字で彫りこまれた「哲学者たちは世界をいろいろ解釈してきたにすぎない。しかし、肝心なのは世界を変えることである」。
 その壁の手前にある階段の一段一段の縦板に「ステップに注意」と書いた金色の文字盤が並び、その上にマルクスの言葉が見えるのだそうです。
 そして「マルクスの言葉を絶対視した旧社会主義時代とは、人間がその落とし穴に陥った時代であった。160年以上前の古い言葉に、『気をつけて』という現代の一語が加わることによって、この広間は、新たな歴史的メッセージを訴える空間として甦った。」と締めくくってあります。

003  こちらは、まだ全部読めてないのですが、さすが「週刊こどもニュース」の元お父さんです。難解な言葉で足踏みさせずに、身近に感じるような話題もからめて読み進めていかせる話術は、本当に「名人芸」だと思います。

 つまりマルクスは「資本主義はけしからん、とんでもない」って言ってるわけじゃないの。もちろん資本主義っていう仕組みがいかに非人間的なものであるかってことも論じてるんだけれども、決してそれだけではないんだ。
 みんなが同じところで働くことによって生産性が上がり、みんな豊かになっていく。あるいはそこで一人で孤独に働くよりは、ライバルがいたりして、やる気が出てきて働く。これは人間本来のことなんだ。
 人間として一人一人の労働者が成長していくので、決して悪いことばかりではないってことを、実はここで言ってるんです。
 これ、意外に見過ごされがちなんですが、大事なことなんですね。マルクスは、資本主義がいかに非人間的なしくみなのかって言ってるだけではないんです。みんなが一緒になって働くことによって世の中は豊かになっていく、そういう働きもある、そしてその中で人間として生きがいを見出したり、働くことが楽しくなったりっていうこともあるということを実は言っています。

 そんな豊かな社会を願い、次の選挙は一票投じましょうか。(^^

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Comments

その様に複眼的に翻意やものごとを捉えられるって、大人の証です(笑)

Posted by: halshimpachi | June 25, 2010 at 13:15

halshimpachiさん、こんにちは。

まだまだ、修行がたりません。(^^

Posted by: winter-cosmos | June 25, 2010 at 19:43

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