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June 06, 2010

「室内楽のひととき」

006  京都芸術センターは、昭和の初期に建てられ有形文化財に登録された元小学校の校舎を利用されています。
 呉服問屋街として栄えた地域だけに、小学校にしてはおしゃれで手の込んだ細工の施された建物です。建物の詳細な部分はサイトのFlashで見られます。老舗のカフェや一般開放されているお部屋もありますので、一度お立ち寄りを。

 昨日は、その中の講堂で室内楽の演奏会がありました。矢部達哉(Vn)、林七奈(Vn)、豊嶋泰嗣(Vn・Va)、鈴木学(Va)、向山佳絵子(Vc)という豪華なメンバーです。
 演奏曲はドヴォルザーク:弦楽三重奏曲ハ長調作品74「テルツェット」、シュルホフ:ヴァイオリンとチェロのための二重奏曲、休憩をはさんでドヴォルザーク:弦楽五重奏曲第三番変ホ長調作品97でした。

 1曲目は矢部・林(Vn)と鈴木(Va)の演奏で、プロのヴィオラ奏者だったドヴォルザークが「家庭的な仲間でちょっと弾くためにこの編成で作られたようです」とプログラムの解説にあるように、約20分ほどの親しみやすい楽しい曲です。
 2曲目は豊嶋(Vn)、向山(Vc)の演奏です。1942年に強制収容所で亡くなったというシュルホフは、世に出た作品の数も少ないようです。現代音楽かなと一瞬思いましたが、アイリッシュフィドルや中国の二胡のように思えたり、風の音か横笛のようなかすれた音色(指先が切れそうな高音の)の部分ありです。終わった瞬間「変わった曲やったな…」と近くの人が言われましたが、本当に。でも、不思議な魅力があり、15分ほどの短い曲なのですが、もっと聴いていたかったです。

 後半は、矢部・林(Vn)、豊嶋・鈴木(Va)、向山(Vc)の五重奏です。運動会のかけっこで、いっしょにゴールしようねと言いながら、スタートしたら誰もが夢中で走っていたというような印象を受けました。すみません変な例えで(笑)。
 最後に向山さんからの目配せで(?)、軽くごあいさつやアンコール曲(ドヴォルザーク:二つのワルツ第2曲)の紹介をされたのは豊嶋さんでした。大きなホールでのコンサートとは違って、気の合う仲間と演奏する心地よさと、それぞれの方の気迫が直接伝わってくるような2時間だったのではないでしょうか。(^^ 016

 帰りに珈琲の木を買いました。我が家のベランダは、ワイルドストロベリーの実がたくさんなるようになって、まるでナメクジを飼育しているのではないかと思う日があります。この春に種を蒔いた綿もたぶん芽が出たときに、全部食べられてしまったようです。
 もう新しい苗を買う気になれなかったのですが、自宅で育てられた苗木から珈琲豆を収穫された話を、去年にネットのニュースで読んでから育ててみたいなと思っていました。ジャスミンのような良い香りのする白い花が咲くそうなので楽しみです。

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