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February 22, 2010

2月は逃げる

 昨日は、西宮の芸術文化センターの定期演奏会だったのですが、その前のブラブラ歩きに、行っておきたかったところが二ヶ所ありました。今月の初めに買った「おでかけきっぷ」が、阪急全線乗り降り自由でしたから、それを使ったのですが、ちょっとあわただしかったです。(^^;

 まずは阪急伊丹駅から10分ほど歩いたところにある、酒蔵のような白い壁がひときわ目を引く美しい建物の、伊丹市立美術館でハンス・フィッシャーの絵本原画展です。001こじんまりとした美術館を想像していたのですが、思ったより広く、展示室も五つあります。
 敷地の続きにある、酒造の町のなごりの旧岡田家住宅です。006
 こちらは無料で見学することができ、酒蔵の施設と合わせて、明治・大正・昭和の雛飾りを観ることができました。
011
 ハンス・フィッシャー展は原画の下にお話が添えられていて、展示を順番に観ていくと代表作の絵本を読み終えることができるように配置されていました。
067 画面いっぱいに細かく書き込まれた絵本も楽しめますが、版画やチューリッヒの各地にある壁画を作られたときの下絵も観ることができたことが収穫です。数点の版画がゾクゾクするほど私には印象的でした。
063 代表作の「たんじょうび」というお話の中で動物たちがバースデーケーキを焼く場面があり、そのケーキを再現したものが阪急の駅の近くのパン屋さんに売られています。若いご夫妻が切り盛りされる雑貨屋さんのような雰囲気のかわいいお店です。途中で箱が転げてしまったのですが、何とか無事持って帰ることができました。
 これとは別にリンゴのデニッシュを一つ買って、ホールのホワイエで食べました。「薄皮アンパン」ではないですが、パン生地を薄くしてリンゴの甘煮がいっぱい詰まってました。口当たりが良くて美味しかったです(好)。(^^

 次は、阪急岡本駅から山手に歩いたところの岡本梅林へ向かいました。徒歩10分と案内にあったのですが、やや急な坂道であったことと駅前で少し迷ったからか、もう少しかかったと思います。(疲)。
052 これは何という種類なのでしょうか…、初めて見る黄色い梅です。全体を撮りたいところですが、ちょっと人が多くて残念です。
056
 おなじみの紅梅、白梅もちょうど盛りをむかえています。これは名前が素敵な白い枝垂れ梅です。
060 もっと上まで上がれば見晴らしもよく、神戸の町を見渡すことができたのでしょうけど、先月の失敗を繰り返さないため、急いで駅へ引き返しました。(^^;

 そして兵庫県立芸術文化センター管弦楽団の定期演奏会です。まずは1曲目のハイドンの「驚愕」で"びっくり"して、引き続き2曲は現代音楽ですから、普段聴くことのない珍しい演奏が用意されていました。(^^;
 日本初演だというカーターの「フルート協奏曲」のフルートは、どこか邦楽の能管を思わせるような音色に聴こえる部分がありました。この曲のあとのアンコールでは、指揮者のハインツ・ホリガー氏がいっしょにオーボエを演奏されました。引き続いて3曲目のルトスワフスキの「オーボエ、ハープと室内オーケストラのための二重協奏曲」では奥様との共演で、最後はしっとりとモーツァルトの 「交響曲第39番 変ホ長調 K. 543」と盛りだくさんな内容です。
 現代音楽は苦手と思ってましたが、昨日の演奏はお芝居の効果音のような雰囲気で、その世界に引き込まれていくようでした。ロビーでホリガー氏のCDを販売されていたので、現代音楽のものがあれば欲しかったのですが。
 よくばりすぎてくたびれましたが、大満足の一日でした。(^^;

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