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August 03, 2009

「異人たちとの夏」

 テレビや何かで見ることはあっても、実際に見たのは初めてでした。それも、こんなにたくさん。
016_2 大きなイベントがあったのですね。イベント会場の手前の交差点で、腰まであるカールした金髪をなびかせ、真っ青なスーツに身を包んだ人が前を歩いていて、その人の行く方向をよく見ると、凝ったお衣装の人たちが…。
008

 今日、ようやく梅雨明けしたようですね。昨日は青春18を利用して、小雨降る中、このイベント会場のすぐ近くの劇場にお芝居を観に行きました。

異人たちとの夏」山田太一原作

 賞をとった大林宣彦監督の映画(YouTubeで観られます)と比べて、見劣りするとは思わないのですが、原作とは違った雰囲気でしたね。

 両親を早くに亡くした原田は、結婚するも家庭は破綻、脚本家として仕事は順調ではあるものの乾いた気持ちを抱える日々。プロデューサーから渡された契約書を読む場面で、眼鏡を手に取るのは老眼鏡ということなのでしょうけど、早口で調子よく話す椎名桔平さんから老いや疲れはを感じませんし、格好良すぎます(ムスメがファンです)。(^^;
 孤独感にさいなまれ自殺してなお思いを残し、たまたま同じマンションの住人だったというだけの原田を道連れにしようとする「ケイ」にしては、内田有紀さんも謎めいた部分が感じられず、普通の女の子でした。
 そのケイが、原作ではプッチーニの「私のお父さん」を偏愛していることになっていましたが、こちらではサイモンとガーファンクルのスカボロ・フェアです。映画で「私のお父さん」が流れる場面はオカルト映画のようでしたから、それよりはスカボロ・フェアの流れるこちらの舞台の幻想的な雰囲気は好感がもてました。

 あれっ?と思ったのは、中ほど、舞台の上でいきなり親子のキャッチボールが始まるのですが、見とれてしまうほど上手なキャッチボールを見て終わってしまったような場面でした。原作の印象に残るセリフが省略されていたような。

「こんにちは」
私は十二歳の 口調になりかけた。
「あがんなさい」と母がいう。
「あがれ」「あがれ」と父がいう。
「一度だけさ」と私はいった。いいながら靴を脱いだ。「国際劇場の前の広場で、お父さんとキャッチボールをやったよね」
「一度ってことはないだろ」
「一度だよ。一度だから、よく憶えてるんだ。もっとやりたいってすごく思ったもの。ずっと思ってたよ」

 一番楽しみにしていたのは、この世に現れた亡き父、亡き母に永遠の別れを告げるべく、最後にご馳走をと浅草の有名店ですき焼き鍋を囲む場面です。湯気の向こうの両親が幻のように消えていくところだけは、さすがに泣けました。(;_;)

 舞台の上は、シンプルなセットと小道具(二つのドア、両親のアパートの部屋の場面では丸いちゃぶ台が一つ、原田のマンションの部屋ではソファと椅子一脚)だけです。あとは暗転させることで次々と場面が切り替わっていき飽きさせません。全体的には満足できる内容で★★★☆☆くらいかなと思います。

032  このあとは、特に決めていなかったのですが、まだ3時半でしたから地下鉄に乗って名古屋城まで行きました。ソフトクリーム↓を買ったときに天守閣の入場が4時までと気づき、急いで食べて駆け足での見学です。(^^;

 お土産は、夕食用に名古屋コーチンの「手羽先の唐揚」と「ひつまぶし」を駅ビルの百貨店で買いました。どちらも甘辛い濃い目の味付けで評判どおり(よく売れてました)の美味しさでした。(^^

054 これはオマケです。乗換駅の米原で新快速の車両をつなぐところを初めて見ました(4両+8両)。(^^;

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