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August 16, 2009

「土と火と水の出会い。」

018  JR半田駅です。この跨線橋、「明治43年11月完成JR最古の橋」だそうです。
 名古屋駅で豊橋行きの新快速を降り、武豊行きの区間快速に乗り換えです。普通電車にしてはいいシートの車両で乗り心地もいいし、とにかく空いているのが嬉しかったです。大府からはワンマンカーになり、沿線は田園風景が続きます。目的の半田に近づくと、突然、立派なビルが見えてきたので、ここは大きな駅なんだと思ってホームに降りてびっくりです。久しぶりに見るクラシックな駅に感激しました。(^^;
 青春18を使っての夏の旅は、常滑に行くつもりだったのですが、半田方面からバスが出ているようなので、せっかくですから、寄ってみることにしました。この駅で降りたのは、思いがけない収穫です。

010 電車から見えていた大きなビルはミツカン酢の本社ビルでした。辺りは「蔵のまち」と呼ばれていて、酢や酒など醸造業で栄えたところだそうです。
007_4 運河に沿って、お酢の蔵が続きます。どこからともなくお酢の匂いが漂ようこの辺り、環境省の「かおり風景100選」の一つだとか。
013_2 見所は他にもいろいろあるようなのですが、お盆は博物館として展示されているところが、みんなお休みのようでした。見学できなかったところのパンフレットや周辺の地図を観光案内所の方が揃えてくださったので、次の目的地の常滑に向かうことにしました。観光案内所も醤油造りをされていた旧家の表を借りられています。奥は普通にお住まいなので見学はできませんが、中の様子はパネル展示がしてありました。
 半田の町に、いつか来られるのなら、彼岸花の咲く頃が良さそうです。名鉄で2駅向こうにある新見南吉記念館の周辺は200万本の彼岸花が、秋になると咲き誇るのだそうです。

028 重要文化財の中埜家(ミツカン創業者)別邸が紅茶専門店として利用されています。この角度からだとわかりませんが、商業ビルの谷間のようなところにありました。常滑に行くバスは、この近くの名鉄の知多半田駅前から出ています。綺麗なビルの立ち並ぶこちらは、JRの駅前のレトロな雰囲気とずいぶん違いますね(驚)。(^^;

040_2  知多バスで30分あまりだったでしょうか(運賃は530円)、INAXライブミュージアム前で降りて徒歩2分。おしゃれな博物館です。正面に見えるのが世界のタイル博物館で、7000点のタイルコレクションが展示されています(作家さんの作品の特別展示以外は館内撮影可です)。
044 左手のミュージアムショップは小物の他に書籍も揃っていて、「建築のテラコッタ」というブックレットを1冊買いました。
 右手はカフェで窯焼きのピザが美味しかったです。順番待ちしている間に展示を観ていたら、携帯で知らせていただけます。お昼をだいぶ過ぎてましたが、たくさん待たれていたので助かりました。ピザはランチのコースになっていて、前菜とアイスクリームが添えられたシフォンケーキに飲み物がついていました。薄いパリッとした生地に、お刺身にできるイワシとフェンネルがどっさりのった直径が30㎝ほどある大きなピザ(1人前です)は、お値打ちです(満腹)。(^^;
061 近代化産業遺産の大きな煙突と窯のある建物も資料館となっていて、照明の使い方でしょうか、窯の中のおしゃれな雰囲気には驚きます。
029 あと、他に三つの建物があり、タイルでモザイクを作ったり焼き物体験ができます。夏休みですから子供連れの人も多かったですが、手作りコーナーは大人で賑わっていたと思います。

 このあとは「焼き物散歩道」を歩きながら、名鉄の常滑の駅に向かいます。このあたりは「陶彫のある商店街」だそうで、商店や民家の一角に140点の陶彫が野外展示されています。
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 歩き続けていると、次第に丘に向かいます。通りはだんだん細くなり、かなり急な坂のところもありました。
086_2 たくさんの窯や煙突といっしょに、焼き物のお店が並んでいます。ここは、お盆でもほとんど営業されていて、常滑の代名詞のようなな朱泥の急須とは、まったく違った雰囲気の作品もいろいろ見ることができました。小振りの急須で、ちょっといいな…と思うもので1万円くらいです。安くはないので衝動買いはありませんでした。(^^;
100 丘の上に焼き物をする人が集まったのは、窯を作るには丘の斜面を利用したからなのだそうです。窯屋の立ち並ぶ、この入り組んだ道で、搬入や出荷をするにはリヤカーなどの人力が中心になります。そしてこの迷路のような通りが、この常滑の風景をのこすことになったのだとか。
103_3 はい、かなり迷いました。観光協会でもらった地図を片手に歩きましたが、思った方向とは逆に逆に行ってしまいます。一時間くらい歩いたところで一番最初にのぞいたお店の前にいたときはショックでした(笑)。大きな通りに抜けたときに、お店にはいるなどして尋ねながら、ようやくたどりついた常滑の駅です(疲)。

104  ちょうど先発は、岐阜行きの特急でした。中部国際空港と名古屋の町をつないでいる電車だけあってかっこいい車両です。思ったより混んでいたので、350円の贅沢をして指定券を買えば良かったかなと後悔しましたが、指定席の車両とは反対側の先頭車両に乗ってしまったのであきらめるしかありません。(^^;

 往復の電車の時間くらいしか調べていかなかった分、意外性があって楽しい旅でした。ムスメがいっしょだったら怒られたでしょうけど(笑)。

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