「その嘘は、罪ですか。」
夕方には雷雨になるかも、なんて毎日のように天気予報は脅かしますが、今日もなんとか、いいお天気ですね。昨日は、午後からムスメと出かけて、「ディア・ドクター」を観てきました。連日、満席・立ち見とサイトに案内があったので、一番遅い上映時間のチケットを買って(京都シネマは自由席でチケットの通し番号順に入場する方式です)、先に食事を済ませることにしました。
遅めのお昼ご飯です。ここは日本茶専門のカフェ(?)なので、お水もいいものを使ってられるのでしょう。羽釜で炊き上げたというご飯も甘みがあり美味しかったです。このランチには抹茶入り玄米茶の冷茶と氷出し碾茶がセットになっています。
ですから食後のロールケーキのセットには、ほうじ茶を注文しました。
かわいいケーキは、最近、一日の個数限定でメニューに加えられたのですが、予約販売のみの「幻のロールケーキ」と評判だったお店のものです。確かに、むっちりとした生地に、卵と生クリームの良い香りがして美味しいのですけどね。(^^;
このカフェは、京友禅の老舗のビルの1階にあります。まだ時間があったので2階のギャラリーを拝見することにしました。今は「夏の時代衣装と屏風」ということで、江戸時代の珍しい図柄の単衣の着物を観ることができます。この資料展のために足を運ばれる価値はあると思います。サイトも綺麗ですからのぞいてみてください。
お腹がいっぱいになって、夕方から映画なんか観たら眠くなるんじゃないかと思いましたが、ギュッと詰まったドラマと、スクリーンの中の草木や風、自然の一瞬の小さな動きにも無駄がなく、集中して観ることができて映画館にいることを忘れそうになるときさえありました(笑)。
この「ドクター」、笑福亭鶴瓶さん演じる偽医者なのですが、何年もの間、1500人の村民をだましとおせたことが、映画を実際に観るまではかなり不思議でした。それが、たぶん丁寧に取材されたのでしょうね、現場では日常の光景(人間関係)じゃないかと思うようなできごとで組み立てられていて、何の違和感もありません。
思い余って本当のことを話したり、「そんなことはできない」と目で訴えているのに取り合ってもらえず、どんどん名医にしたてられていくところは何ともおかしく悲しいです。でも、彼は医療機器を使いこなし、医学書を読んで内容を理解することもできるのですから疑いの余地はなかったのかもしれません。そんな謎めいた部分も筋書きの中で自然に納得させられていきます(原作を読んでみたいです)。そしてこんな救われるラストが待っていたとは。初監督作品の「蛇イチゴ」のラストも印象的で好きだったのですが、今から次回作が楽しみになりますね。(^^
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