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November 10, 2008

「命の授業」

 7日に届いた本です。
2008_11090018_2NHKスペシャル・こども輝けいのち
4年1組命の授業・金森学級の35人
NHK「こども」プロジェクト
日本放送出版協会

 同じ「命の授業」の実践でも、こちらは「Pちゃん」の黒田先生とは対照的なベテランの先生です。ひとことで言えば、本当に聞き上手な方だと思いました。
 本文中から少し紹介します。状況説明なしでは、わかりづらいとは思いますが、長くなるので省略しました。

この番組の制作ディレクターの感想です。

 少々うがった見方になるかもしれないが、教師がこの場を仕切っていた場合、たいていは落としどころを考えながら話を進めていくものだと思う。残り時間が少なくなったら、まとめとなることを言ってくれそうな子を指名することもあるだろう。教師というものは、そこまでしたたかに計算しながら説教するものだと思う。

学級の児童が先生について話しています。

教室では、先生がキャッチャーで、子供がピッチャーやねんて。みんなは普通直球投げるねん。俺だけフォークとかカーブとか、そんなボール投げて、そういうときでも金森先生は、ヤクルトの古田とかダイエーの城島とかみたいに、自分が要求したボールと違ってもバシンって捕ってくれるねんて。

転校していく児童にむけて、金森先生の言葉です。

優しさを貫くときは、強くないと貫けない。他人を本当に思いやるときは、人は強くなれる。逆に、強さを貫くときにはどこかに優しさがなければダメだ。

 「教育というのは、結論がわかっていて、そこにいかに上手に子どもたちを導いていくかというものである」、Pちゃんの黒田先生の実践を否定したプロデューサーの言う「結論」が、こちらのディレクターの言う「落としどころ」でもあるのかなと思いながら読みました。確かに私も、黒田先生の行き当たりばったり的なところは気になるのですが。
 でも、6日のクローズアップ現代でとりあげられているような状況が、これから進んでいくとしたら、若い先生方が余裕を持って、1年後、2年後と、先を見据えて教えていくなんてことは不可能になっていきます。
  先の記事にTBいただいた「まどろぐ」さんが、6日のクローズアップ現代の放送を公開されていました。私も当日は帰ってきたばかりで、ゆっくり見ていませんでしたから感謝します。→こちら
 それと、Pちゃんと32人の小学生が取り上げられた番組もYouTubeでみつけました。→こちら
よろしければご覧ください。

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