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April 21, 2007

ゴミゼロへの第一歩

 昨日の夕食のときに、テーブルの上のフリカケの袋を見るとプラごみのマークが目に入りました。
  私:よそやったらこんなんも分別しんなんのやなー。
ムスコ:そうや、その話(燃えるゴミと燃えないゴミを分別しない)をしたらびっくりされたわ。いい焼却炉があるんやなーて。
  私:さすが(友達は)工学部やなー、よう知ったはるわ。
ムスコ:その人は学生と違う、S県の職員や。
  私:(納得)そうやな、そのために、(市指定の)"高いゴミ袋"買うてるんやわ。(笑)
物理学者、ゴミと闘う なんて話をしていました。今日、お買い物も兼ねてブラブラしていると、この本の帯の文字《「燃やして埋める」は大間違いだ!》が目に飛び込んできて、これは買わないといけないと言う気になりました。

 「物理学者、ゴミと闘う」広瀬立成(講談社現代新書)2007.4
 物理学者の著者のところに「近所に、ゴミになったプラスチックの処理施設が計画されていて、近くの市の説明会があります。この会合に出席して、科学者としての意見を述べてほしい。いっしょに闘ってほしいんです!」とご近所の主婦が訪ねて来られたのだそうです。その日から8年間に及ぶゴミとの闘いが始まります。

「たこ壺」科学の限界
 「科学者」として地域の活動に引っ張り出されたぼくだったが、物理学研究という「たこ壺」から這い出たことは、楽しいことばかりではなかった。世の中の「ホント」ばかりでなく「ウソ」も見えるようになったからだ。
 「持続可能な地球を・・・」「環境にやさしい・・・」と美辞麗句を並べたてながら、やっていることは科学の常識に反することであったり、市民活動に政党が横槍を入れてきたり、また環境に名を借りて利権を追い求める人々がいることを知って、「何とかしなければ」というあせりをかんじることもしばしばだった(そういえば、ここ数年、晩酌の量が増えたようだ)。

「美しい国」?
 日本のほとんどのゴミは、「燃やして埋める」ことによって処理されている。日本のゴミ焼却炉は約1800基もあり、なんと世界の3分の2を占める。そのなかには、1日の処理能力が200~600トンという大型焼却炉も数多くある。たとえば東京23区では、ほとんどの区に巨大な焼却炉があり、1日数百トンのゴミが燃やされている。(焼却施設からの熱を利用した温水プールを、ありがたいと思っている人も多いかもしれない。しかし、考えてほしい。もとをただせば、それはあなた方の税金とゴミでまかなわれている。だから胸をはって利用すればよいのだ。ただし心地よい温水を供給するために、多くの資源が無駄になり、温暖化ガスなどの排出があることも忘れてはいけない)

 この本のタイトルは、ややためらいを感じながらも、ゴミ問題に対する著者の決意表明でもあるのだそうです。(^^

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