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December 30, 2006

冬ごもり

 年末のお買い物に行って、駅ビルの屋上から北山を眺めてきました。雪は、まだほんのちょっぴりですね。探さないとわからないくらいです。まだお正月の準備も何もできていないのに、こんなのんきなことをしている場合ではないのですけど。(笑)
 出たついでに、本も一冊買ってきました。検索でたまたま見つけた本ですが、amazonの紹介文を読み、気になったので。
 お正月こそは、ゆっくり本を読もうと思っています。(努力目標)

「永山則夫 聞こえなかった言葉」 薬師寺幸二著
日本評論社 2006.12

 「永山事件」から三七年が経過し、主人公の永山則夫も平成九(一九九七)年八月一日に刑死した。私は永山事件の風化を恐れて、この原稿を書き始めた。しかし、実際に書いてみて驚いたのは、永山の残した小説に見られる家庭の貧困、父親のギャンブルと出奔、兄たちの末弟である永山に対する暴行、母親の無視、母親の生活の崩れ、長期に渡る不登校、頻繁な転職などなど・・・これらはすべて、現在の非行少年たちが抱えている問題なのである。そして家裁の試験観察の問題、法務省の保護観察の問題・・・永山事件で明らかになった少年司法、矯正の問題も、何と現代性をもった課題であることか。

 もし、少年司法の関係者が永山事件にもっと多くを学んでいたら、どれだけの少年事件を防止し、再犯を阻止できたことだろうか。これは決して私ひとりだけの思いではないと思う。「永山事件」を再び検討し、その中から少しでもよい、少年犯罪防止のためのヒントを得たい。それはきっと『無知の涙』を流した永山則夫の思いとも通じているに違いない。
(「おわりに」より)

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Comments

30日は、京都に来た友人といっしょに、京都タワーに登ってきました。もしかすると、winter-cosmosさんと同じ時間に同じ方角を見ていたかもしれません。展望台は改修中とのことで、双眼鏡が無料で使い放題でした。

Posted by: うに | December 31, 2006 09:17

こんにちは、うにさん。
いいですねー♪そちらの方が遠くまでよく見通せそうです。
これが私の「美しい国」ですと言えるように、しっかり目を開けて、背筋を伸ばして歩いていきたいです。(でも寒くてだめです・笑)

Posted by: winter-cosmos | December 31, 2006 12:53

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