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March 13, 2006

もう一つ別の日本

2006_031300a05 図書館でロッシーニのスターバトマーテルを借りてきました。
 チョン・ミュンフン指揮、ウィーン・フィル演奏で、大曲と言う雰囲気です。

 あと、スラヴァの「アヴェ・マリア」。この中では、カッチーニのアヴェ・マリアがヒットしていたでしょうか。
 もう一枚は神田めぐみ「グローリア」。トロンボーンのソロ・アルバムが珍しいので手に取りました。宗教曲ばかりで、ペルゴレージのスターバトマーテルも入ってます。
 車の中で聴きながら帰ってきましたが、う~ん、ソロなんですけど、何となく脇役に聴こえてしまいます。
 最後の一曲が、キムタクのドラマ「GOOD LUCK!!」のテーマです。これはすごく華があります。でも、どうせなら他のアルバムに入れて欲しかったかな・・・。

 もう一本借りられたのでビデオの演劇のコーナーにあった「ソウル市民」を借りました。タイトルしか書かれていないパッケージ(図書館の閲覧用)に、何のビデオだろうと思って借りたのですけど、青年団第35回公演、平田オリザ作・演出の有名な作品だったのですね。
 劇団のサイト内の作品紹介より

 「1909年、ソウル。日本による完全な韓国併合の前年。文房具店を営む篠崎家の、いつもと変わらぬ午後が描かれる。人々は、時代に翻弄され、この日本家庭の洋式の居間を行き来する。安穏とした時間の中で、悪意のない市民の罪が、浮き彫りにされる。」

 ビデオに簡単な解説がついています。その中から

 前回の「ソウル市民」の公演の際に一人の韓国人留学生が語ってくれた次のような感想が、私たちの支えとなっている。
 「私はこれまで、日本の植民地時代を描いた多くの芸術作品に出会ってきた。しかしこの『ソウル市民』は、それらの作品のどんな残酷な行為の描写よりも私に怒りを与えた。舞台上でただニコニコと笑い続ける日本人たちに、私は怒りで体が震えた。同時に、日本人自身が、これほど自分たちの醜さを客観化できることに驚いた。」
(93年韓国公演国内向けパンフレット原稿より)

 本当に淡々とした内容のお芝居です。さらっと終わってしまったように見えた自分に、ちょっと考えさせられました。

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