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June 18, 2005

記憶の中に

 朝日新聞の一面に「戦争をどう教える」と言う特集記事が、三日連続で載りました。今日がその三日目で、その中に「『広島に原爆が投下された日はいつか』。広島市教育委員会が00年に市内の小中学生約2500人を対象に聞いたところ、『わからない』と答えた小学6年生は32%、中学1~3年生は28%いた。95年の調査よりも小学生で5ポイント、中学生が9ポイント増えていた。
 広島市立中の教師(45)は学校週5日制で『授業時間が減り、戦争を時間をかけて教えるのが難しくなった』と語る。『昭和と江戸時代が同じ感覚。戦争と自分のつながりを感じられる子は少ない』と、東京都三鷹市立中の教師(46)は話す。」とあります。
 私の年代でも、自分で意識を持とうと思わない限り、つながりを感じるのは難しいような気がします。数日前の記事に《入試問題で「ひめゆり学徒体験談は退屈」 青学高等部》と言うものがありました。
 今日のNHKスペシャルは「終戦60年企画 沖縄 よみがえる戦場 ~読谷村民2500人が語る地上戦~」です。新聞のテレビ欄に「日本兵による住民の集団虐殺のただ中にいた女性。鮮明に語られる残虐な出来事に息をのむと共に、背負い続ける記憶の重さに言葉がなかった。」と書かれています。この紹介文を読んだだけで辛くなってしまいます。

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Comments

昔、時々思い出した(ほんとは思い出したくないだろう)ように、ぽつんぽつんと話をしてくれました。でも、できれば「聞くな」「聞いてくれるな」(祖母の死に様など)だったかな。当時のことを思い出すのが苦しいから・・・遠い目ツライ目をして「昔のことさぁ・・」といわれれば、聞けないのです。

Posted by: owl | June 19, 2005 17:28

 うちの祖母も昭和20年に、母の末の弟を出産して亡くなりました。もともとそんなに丈夫ではないのに、物資が不足した戦時下のことですから。
 美しかったと評判の祖母によく似た叔父を、祖父は懸命に育てたと聞いています。
 私もいくら伝え聞いた話でも、こう言う記事は消耗して、そんなに頻繁には書けません。owlさんも、おじいちゃまのお話をここに書いていただくのは、しんどかっただろうなと思います。本当にありがとう。
 私らの年代でも六十代のご両親もたくさんいらっしゃるから、伝え聞くと言うことも少なくなり、実感を持つのはだんだん難しくなるでしょうね。でも何かの形で、共有していくことがいると思っています。

Posted by: winter-cosmos | June 19, 2005 22:23

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