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January 15, 2005

答えは一つです。

asahi_nihon_no_rekishi 
今日は少し大きい子向けの歴史の本です。
 「朝日ジュニアブック 日本の歴史」
 (朝日新聞社)

 小・中学生から「疑問に思うこと、知りたいこと」のアンケートをとられ、それをもとにタイトルを決め、時代順に100問100答の形にまとめてあります。
 学校の授業では、なかなか取り上げにくいであろうテーマが、たくさん見られます。

 「秀吉の朝鮮侵略のねらいは何だったのか」には12日の記事に書きました。私が質問を受けた理由についても、詳しく書かれています。
 昭和時代の中には「村の娘はいくらで身売りをされたのか」「軍人はどんな考えで戦争を始めたのか」「『南京大虐殺』はあったのか なかったのか」「国民はどんな気持で戦争に行ったのか」「日本はアメリカに勝てると思っていたのか」「広島・長崎への原爆投下はやむをえなかったのか」「朝鮮戦争ではだれがもうけたか」「大国アメリカはなぜベトナムで負けたのか」「第三次世界大戦が起きる心配はないか」と言った大人でも読んでみたくなるテーマが続きます。

 この最後のテーマは「日本国憲法の平和の精神を、ことばのうえだけで終わらせず、毎日の生活の中で実行していくことが、第三次世界大戦への大きな防波堤になるのではないだろうか。第三次世界大戦は、絶対に起こしてはならないことなのだ。」としめくくってあります。

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書籍・雑誌」カテゴリの記事

Comments

おはようございます。
先日ある本を読んで(夢枕さんの『シナン』)一人合点したこと。
あ、人は大航海時代から何も変わってないんだなあ、と。他国に攻め入り自国の満足のためにそこを略奪、征服。その構図が何も変わってないんじゃないかと。
大義名分は時代に相応していろいろ付加されてるのでしょうが。
『シナン』にそういうことが書かれていた訳ではないんです^^;
「あの時」止めることができれば、「あの時」は、いつも「今」なんじゃないかと。

Posted by: owl | January 15, 2005 08:37

 おはようございます。そんなイメージがふくらむなんて、おもしろそうな本ですね。探しに行きます。
 本当に、自分自身も含めてなかなか学習できてないなと思います。

 私の知り合った韓国人の奥様は、とても歴史教育をしっかり受けておられるようでした。
 憤りをいつも、奥歯で噛みしめておられるようにみえました。
 お見合いだったそうですが、あちらでお店を経営されているのを閉めて、勤め人のご主人の所へ嫁いでこられました。
 あえてこちらにお嫁入りしてこられた、意志の強さに、ただただ驚くばかりでした。

Posted by: winter-cosmos | January 15, 2005 09:29

『シナン』そんなに面白くはないです。作家未消化で草案みたい、「惜しいっあと少し肉がついてちゃんと整理されれば~」という本。人物に焦点があった歴史の教科書みたいなの。
韓国と日本、近くて遠い国
多分(知り合いがいないので憶測でしかないですが)考え方の基本が違うような気がします。そういう経験少々あるので少しわかるかな。

Posted by: owl | January 15, 2005 14:57

さっき図書館でチェックしたら、貸し出し中でした。長編ですね。
 彼女(たぶん、今50代半ば?)が言っておられた事で、よく覚えているのは、「子供が喧嘩したとき、日本の親はうちの子が悪かった、と言って謝るから偉いねー」って。
 ケースバイケースだとは思いますが、もめごとを回避しようとして、確かにそうやって、おさめようとするかもしれません。
 大陸との違いでしょうか・・・。

Posted by: winter-cosmos | January 15, 2005 15:09

この本、とってもおもしろそう。
実は私ものすごい歴史音痴なんです。
夫が逆に歴史フェチなので、この本読んで勉強しなくては。
マジで今日本屋さんで探してみます。
なかったらアマゾンだな。
息子もそのうち読むだろうし。。。

↓の本にも興味ありです、ハイ。

Posted by: ビスケ | January 17, 2005 11:39

 結構、スパッと書いてあるので、面白いと思います。どのテーマが誰とは書いてないですが、筆者は全部公立の中・高の先生と言うところにも、ひかれました。
 これを読んだ子が、興味のあることを深めたり、どんどん視野を広げてくれるといいなと思います。

Posted by: winter-cosmos | January 17, 2005 12:33

残念ながら今日行った本屋さんにありませんでした。。。
見てみたーーい♪
早速アマゾン行ってみまーす。

Posted by: ビスケ | January 17, 2005 18:43

 アマゾンのぞいたら売ってましたね。すみません。私の趣味につき合っていただいて。
 ↑の模型も私また買いたくなりました(笑)。「子供の科学」も定期購読しようかな・・・。

Posted by: winter-cosmos | January 17, 2005 21:26

初コメントさせていただきます。

とても面白そうな本ですね。
「質問」から入ると,興味がわくし,理解しやすくなりますよね。
アマゾンに行ってみます!!

Posted by: | January 17, 2005 23:25

 ようこそ、お越しくださいました。
 私の持っているのが、93年発行の第八刷です。何でこの本を知ったのか忘れましたが、子供のためと言うより、やっぱり自分が読みたくて買いました。
 こんなに単刀直入に書かれた本を、他に知らなかったので。

Posted by: winter-cosmos | January 18, 2005 00:41

こんにちは!フランスに来て歴史の教育の日本とフランスの差に驚き、日本に帰ったときにもう一度日本史を学ぼうと本を買ったのですが、いまいち知りたいことが書かれてなかったんですよね。
この本は難しい言葉では読みたくない私にはぴったりそうです。今度に日本に帰ったときに探してみます。

Posted by: ireni | January 18, 2005 06:52

 学生生活、最後のときに、私の日本史コンプレックスを、決定づけるような事がありました。話してもよいのですが、ちょっと情けない(笑)。
 それから、いろいろ読んだ中で、一番興味を持って読めたのがこの本です。
 上に書いた以外にも、重いテーマが多いです。でも私は読んだあと晴れ晴れした気分になりました。
 

Posted by: winter-cosmos | January 18, 2005 08:37

TBありがとうございます.
ご紹介いただいた本は,是非読んでみたいです.

昨日はテレビを見ながら,キーボードをたたいていたので,調べる時間的余裕もなく,思ったことだけつらつらと打ってしまいました.少し,反省してます.(-_-;)

Posted by: とと | March 07, 2005 16:05

 実際、明治維新以降の日本史はあまり学校でやりませんもんね。わざと近世で足踏みして、最後はダッシュしたりして。日本の夜明けは遠いかも(笑)。

Posted by: winter-cosmos | March 07, 2005 16:13

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