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December 27, 2004

”弦は銃よりも強し”でしょうか。

tukiyo_no_violin
 年末大掃除と思いつつ本棚を眺めたら、また「萩尾望都」の文字が(笑)。
 「月夜のバイオリン」これも古い本なので、表紙もすっかりやけてしまっています。お見せするにはしのびないのですが、検索して見ると、ちょっとレアのようなので紹介させていただきます。
 十七篇の童話がおさめられています。このタイトルになっている「月夜のバイオリン」は、また戦争中の話なのですが、ちょっと私の父にかさなるところがありましたので。

 小さい頃両親をなくして、きびしいおじいさんに育てられた青年は、十七歳で学校を卒業、会社勤めをし、そのお給料でバイオリンを買います。
 青年は女学校を出たばかりの少女と婚約しますが、戦争が始まり船に乗り戦地へ行ってしまいます。
 船は南の町ラングーンへ着きます。大通りで楽器店を見つけた青年は、疎開している店主を爆撃のなか探し出し、店で一番のバイオリンを買います。
 「ヒミツヘイキデス」と戦地を移動するときも大切に携えます。やがて敗戦を迎え、捕虜収容所へ。
 年月をへて祖国に戻ることのできた青年は、婚約者のもとへ帰りつきます。そしてささやかではありますが、幸せに暮らします。

 『青年はこんどは日本から、遠いビルマやジャワの空を思って、バイオリンを弾いた。会った人や別れた人を思い異国ですごした青春の年を思い、月を見て故郷や少女をしのんだ、遠い、日々のことを思い出しながら。』
「月夜のバイオリン」萩尾望都童話の世界 萩尾望都 オリオン出版

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Comments

あ、この本。懐かしい。とても懐かしい、今は手元にないので、この表紙を見れるなんて^^ありがとう、winter-cosmosさん。
幸せになるんだよね、読み終わってとてもほっとした覚えがある。

Posted by: owl | December 27, 2004 07:10

 おはようございます。挿絵がすごくかわいいの。覚えたはりますか?
 他はすごくメルヘンな話ばかりでしょ。ひっそりとモトチャンも登場しています。
 あー、今日こそ真面目に掃除します。

Posted by: winter-cosmos | December 27, 2004 07:19

はじめまして。先ほどはお越しいただいてありがとうございました。

私も モトさんの本、かなり読みましたよー。
でも、これ知らなかった。
今度、BOOK OFFで探してみようかな。
お正月に読破できるかも♪

ではでは、お仕事行ってまいります。

これからもよろしくお願いします♪

Posted by: ビスケ | December 27, 2004 09:33

 いってらっしゃーい。お出かけだからしゃべってられませんね。また、お時間のあるときに、ゆっくりお話しましょうね。

Posted by: winter-cosmos | December 27, 2004 09:37

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