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November 11, 2004

きっとまたいい日がくる。だって私、まだ生きてるんだから。

 湯本香樹美さんのポプラの秋(新潮文庫)と出会った時の事を、書こうと思っていました。タイトルは文中の一節です。

 今日、たまたま佐世保の女児殺害事件の記事が目にはいりました。そこからリンクしていき『「死んだら生き返らない」と答えられた小中学生は僅か3割』と書かれた記事にたどり着きました。
 これだけの内容では詳しい事はわかりません。でも以前知り合いが「人はいつ死を意識するのか」と言う統計を取った時の事を思い出しました。当然と言えば、そうなんです。「身内の死を体験した時」と言う結果でした。
 核家族がほとんどの今、誰かの死を体験すると言う事はほとんどありません。

 このお話の中では幼くして父を亡くした少女が、あたかも生きているかのように、父への手紙を書く事で気持ちを整理していきます。そして手紙を書く事を最後にする事で、死を受け止めます。

 死への意識が希薄になる事で、自分が生きていると言う事の実感も、薄れていくのかなとぼんやり考えてしまいました。

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